DESPAIR　OF　MARIA

DESPAIR OF MARIA　の由来




意味を直訳すると『マリアの絶望』

これは世界各国の聖母マリア像や絵画が血の涙を流したという

不可思議な事件を元に名づけられた。


学者たちがその血の涙を調べたところ、

人間や動物の血でもなく

結局、何なのか分からなかったと言うから不思議だ。


有名なのはフランスのルルド、ポルトガルのファティマ、韓国のナジュ

3000万人を超える巡礼者たちの目の前で涙を流して、

像によっては今現在もなお涙を流している。

ちなみに日本国内のあっちこっちでもマリア像は泣いています。

イタリアのシラクーザのマリア像にいたっては４日間だけ涙を流して

これはなんと人間の涙と同じ成分だったそうな。

誰かのいたずらか、ただの偶然か、

それとも本当にあちらの世界からの警告なのか…



このバンドでは、
森林伐採や環境破壊、戦争、暴動や犯罪、

人間たちの業と欲の深さ、醜さ、愚かさに

何の罪もない動物たちや子供たちが犠牲になっていく

悲しみと苦しみ、嘆きと怒り、憎しみと憐れみから

『正義は死んだ』、『天使は泣いている』、『神は怒っている』、

といったテーマで、聖書や神話、伝説や諸説をモチーフに

警告警鐘を鳴らしながら、やり直そう、

未来への希望を持とう、と言うメッセージをこめた楽曲を多く展開している。











ちなみに聖母マリアは絵画や彫刻などでは

ふくよかな女性で表現されることが多い。

これは優しい母というイメージの表れであるためだが

神話や伝記では、マリアは馬小屋でイエスを産んだとされており

マリアはあまり裕福ではなかったとの見方をされることもある。

しかも、貧しい子供たちに食べ物を分け与えていたので

実際は痩せていたと言う諸説がある。


証拠も何もない今となっては造り手の解釈によって

様々なマリア像や絵画が存在するのも頷ける。


我がデスマリでは、

終わらない戦争、止まらない自然破壊、親に殺される子どもたち、

今の世界を見てマリアはさぞかし心を傷めているであろうという解釈から

絶望するマリアは酷く痩せていたと想像してイメージを作りたい。


そして様々な語り手や造り手が存在したという事実から

聖母マリアに限らず、神父や修道女などの神に仕える人々

伝説を語り継ぐ人々を主人公としています。