crip

幾千もの時を越え
争いは繰り返される
血の流れた惨劇の爪痕に
人間たちは何を見てきたのか
 
汚された聖域の中で
希望は絶望へと変わった
 
己の欲望を何ひとつ譲らない
愚かな権力者たち  
 
マリアは死んだよ・・・
絶望の淵に堕ち
生きる力をなくした
 
我々に今できることは何だろうか

DESPAIR OF MARIA

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discography

Angel's Crying

一粒の種

ノア

暴君

ぼくに居場所を

マリオネット

DESPAIR OF MARIA



『 金と権力で人は変わる 』

暴君、といえばあなたは誰を思い浮かべますか?
えっ!? ( ̄ロ ̄)ハバネロですか?
ハバネロって唐辛子ですよ(笑)

暴君ハバネロってお菓子がありますからねぇ(俺けっこう好きデス↑)
古代ローマに実在した暴君との悪名高き皇帝ネロを
パロったものらしいですけど(笑)
彼は実の母親をも殺し、やりたい放題だったらしいですが
最後は自殺に追い込まれるんですよね。
でも自分で死ぬ勇気はなくて部下に切らせたという。


それはさておき、この物語は

悪名高き暴君と戦い、高い志のもとに即位した名君と呼ばれた父が
だんだんと評判が悪くなり、また暴君と呼ばれるようになる。
金と権力を得た父が変わっていく様を目の当たりにする。
民衆や軍や議員から反感をかうようになる父を殺せと
命じたのは父の盟友だった。


暴君とは何か。

いつの世も政治には敵が存在するし、
万人が納得する政治なんてできない。
金と権力に群がる強欲な者たち。
そこには足の引っ張り合いと騙し合いがあり

何も信じることができない。

父の亡き後、自分も王になるのか。
敵を倒し、王となってそこに何があるのか。
いずれは自分も欲にまみれた暴君となるのだろうか。
それとも、民のために尽くしても
政敵により暴君にしたてあげられるのか?

この先ずっと暴動や暗殺に怯えることになるのか。
だったら、金も権力もいらない。

父が愛した母を守るため、父が好きだったあの地へ行こう。
父が母と出会ったあの国へ。
母が幸せに暮らしていたあの国へ。

そんな物語です。